※お名前、写真の掲載に関しては、本人の了承を得ています。
今年度、東明寮では各係で新たな取り組みを実施しております。
支援1係はボランティア室をサロンとして開放し、利用者様がお茶の間にいるような安心して安らげる空間作りを目指し、今年1年試行錯誤してきました。まだまだ至らない所や改善点は多々ありますが、その都度職員で話し合い形作って行っています。
相談係は、月に2回SST(社会生活技能訓練)を開催しています。開始するに当たり、他病院で実施している所を見学させて頂いたり、職員同士でロールプレイを行なったりして練習を重ねて実施できるようになりました。SSTでは硬いイメージがあるので東明寮では『スッキリさわやかトーク』の愛称で行っています。今後も利用者様が参加しやすいように環境を整えて楽しめるSSTにする為、日々努力しています。
地域貢献活動の一環として、東明寮から国道までの舗道の除雪を利用者と一緒に行っています。
支援2係では、地域交流として、大正児童保育センター(大正小学校内)で、東明寮が作成している牛乳パックのハガキ作りを行いました。牛乳パックからハガキを作るとあって、興味津々な子どもたちの姿や真剣にハガキ作りを学んでいる子どもの姿をみて、実施して良かったと思っています。今後も地域の方と交流できるよう活動して行きます。
今年度は、居宅生活訓練事業を経て、2名の方が地域生活を始めました。公営住宅を借りての生活とグループホームでの生活を送っています。施設での生活と違い、自分で行う事が多くなり大変なこともありますが、充実した生活となっています。月に2回程度調理支援を行い、夕食を参加者で食べて頂き、楽しみにも繋がっている様子です。今後も、地域での生活が充実したものになる様に、支援をしていきたいと思います。