救護施設とは
救護施設は、身体や精神に障害があり、経済的な問題も含めて日常生活をおくるのが困難な人たちが、健康に安心して生活するための施設で生活保護法を根拠としています。障害の種類等に関わらず、必要な人に必要なサービスを提供できる総合的な福祉施設としての機能を持つ保護施設です。
運営方針
自然環境の豊かな地域で、明るく健康的で楽しい生活が送れるよう一人ひとりに応じた生活支援、介護及び医療、給食のほか、作業活動、ニーズに応じたクラブ活動、機能回復訓練等の支援、再び地域で生活するための訓練や支援も行います。生きがいのある施設づくりに努めると共に、地域との連携や交流を深め、地域の生活支援を含めた総合的な福祉施設としての役割を果たします。
入所の方法
生活保護受給者を対象としています。現在お住いの福祉事務所、または当施設にご相談ください。
経営理念
障害の種類を問わず支援を要する者が共に生きる場として、利用者を地域で生活する市民として尊重し、その基本的人権と健康で文化的な生活を保障します。と同時に、利用者の幸福の追求と、その人らしい豊かな生活の実現に向け、その支援に最大限努めます。
沿革
- 昭和24年12月
- 終戦直後の社会の混乱期に、生活の場を失った生活困窮者の一時収容施設として帯広市が「愛泉館」を建設
- 昭和25年5月
- 収容定員40名の更生施設として北海道知事の認可を受ける
- 昭和47年6月
- 更生施設「愛泉館」廃止
- 昭和47年6月
- 帯広市により救護施設「東明寮」開設
- 平成12年4月
- 「東明寮」を帯広市から社会福祉法人帯広太陽福祉会に経営移譲
- 平成15年7月
- 帯広市大正町に移転改築竣工
- 平成22年10月
- 居宅生活訓練事業開始
- 平成24年10月
- 共同生活援助事業所せせらぎ開設